県民の方の補助金活用事例(太陽光発電・太陽光蓄電池)

岐阜市の家庭用太陽光発電設備等普及促進補助金を利用し、太陽光発電設備と太陽光蓄電池を設置された岐阜市在住の方に取材させていただきました。
Q1:自宅で発電しようと思ったきっかけはなんですか。
A1:築40年の自宅の土葺き瓦が地震に弱いため、耐震化のために軽量瓦と太陽光発電を組み合わせてリフォームしたいと思い立ちました。
Q2:見積から施工までのやりとりで気をつけたことはありますか。
A2:メーカーも価格も全て自ら調べ、信頼できる地元の屋根工事業の1社に絞って発注しました。
心配事としては、既設瓦の撤去工事でごみが落ちてくるのではないかと思い、事前に家具などにシートをかけましたが、ほとんど汚れませんでした。
コントローラーの設置位置や回線などもどうなるかと思いましたが、コントローラーが小さかったので、家の中をほとんど動かすことなく、空いたスペースにつけることができました。
Q3:補助金の交付申請で気になったことはありますか。
A3:岐阜市と経産省の補助金を比較して、岐阜市にしました。経産省は書類が膨大でした。岐阜市はシンプルで分かりやすい様式だったのが決め手で、何も問題もありませんでした。
Q4:他のエネルギーを利用していますか。
A4:ふろ焚き用は灯油、調理は都市ガスを併用しています。
(オール電化ではないのですね)
個人的な意見ですが、火力発電の電気を熱に使うのは非効率だと思うので、電気は照明、暖房はガスと組み合わせて使い分けています。
発電も小型の蓄電池と組み合わせて効率がよい小容量パネルの自家消費型にしました。
(車も保有されているでしょうか)
ハイブリッド車1台、軽ワゴン1台、軽トラック1台の計3台使っています。
(今後、電気自動車も検討されますか)
それほど遠出するわけでもないので、電気自動車の車種の選択肢が増えたら、まずは軽から買い替えてもいいとは思っています。もちろん補助金の活用は必須です。
Q5:太陽光発電の導入を迷っている方にアドバイスがあればお願いします。
A5:自宅の屋根の上で発電しているのをモニターで見ていると幸せな気分になります。輸送費をかけた石油を燃やして発電した電気にお金を払わなくなると、環境に良いことをしていると実感できます。きっと停電が発生した時にはもっと「導入して良かった」と思えるのだと思います。
畑で自分用に野菜を育てるのに似て、日々の暮らしで常に幸せを感じることができますよ。